一方的な表現のツンデレーション。
これが起こるべくして起こったことなのか。
はたまた、奇跡なのか。
世間が求めてるのは、「イベント参加券」でもなく「初回限定盤」でもなく、 「いい音楽」だってことが、 大金はたいてプロモーション打ってるどこぞのレコード会社や、 思わず首をひねってしまうような商法や路線のアイドルをつくりあげる頭のカタいおっさんらに知らしめるとともに、世間に証明できたと思う。
いいものを作っても絶対に売れるとは限らないです。
それを逸脱せずに筋を通すことはとてもかっこいいことながらとても難しいことです。
それをPerfumeは見事やってのけました。
「絶望的な運命が ある日恋に変わる」(Puppy Love)
正しいことをやりつつも上手くいかなかったあのときがあったからこその今の幸せ。
昨今のPerfumeを象徴してるかのようなラインです。
もうキャナルの噴水前に彼女たちが立つことはないけど、
あの日、初めて生で目の当たりした衝撃と感動はきっと間違ってなかったんだと確信したいです。
「とても大事な キミの思いは/無駄にならない 世界は廻る
ほんの少しの 僕の気持ちも/巡り巡るよ」(ポリリズム)