ヒマの過ごし方帖。

ヒマの過ごし方帖。

人の数だけヒマはあるのだ。

2011年の邦楽。

■■■2011年邦楽■■■


去年よりに比べて遥かにアイドルソングを聞いた量が多い!
時代だ!
(これでもだいぶ絞りました・・・。)




【〜もう1年ぐらいはもつ〜48枠】
SDN48 アンダーガールズA「おねだりシャンパン」

門外漢からすれば「キャバクラ商法」と囁かれてるグループの、キャバクラ嬢と同じ世代のメンバーが、キャバクラ嬢を演じる・・・という、一体どこまでがメタファーなんだか。
PVで特筆すべきは後半で登場する小嶋陽菜の圧倒的な華やかさ。"歩くカワイイ爆弾"の跡はほぼ焼け野原。
個人的に好きなのは小気味が良いエレピ。と、イントロのベースライン。
今年はこの曲と「なんでやねん、アイドル」が単独首位でしたが僅差(野呂&SDN卒業補正)でこっち!
でも正直、野呂ママとか"飲んでから言え"とかアレンジよりも、間奏の「チャッチャッ」「シューワシュワシュワシュワ」とか最後のサビの「ハーイ!ハーイ!ハーイ!」という"ガヤ"が僕的にはこの曲のポイントだったりしてます。


(以下、ノミネート)
AKB48「少女たちよ」
AKB48これからWonderland
AKB48ヤンキーソウル
AKB48フライングゲット
AKB48 Team研究生「黄金センター」
NMB48絶滅黒髪少女
NMB48「なんでやねん、アイドル」
SDN48「Everyday,カチューシャ(SDN48.ver)」
Not yet「週末Not yet
野菜シスターズ「野菜占い」





【〜バイト先の女スマヲタのスマイレージ論が全然頭に入ってこない〜ハロプロ枠】
HANGRY&ANGRY-f「レコンキスタ

これぞアイドルソングが持つ暴力的な魔力・・・。
「超カッコイイ音楽を若い女が歌い踊る(それが結果的にサマになっていても多少ダサくても可)」という行為に胸を打たれるアイドルソングが持つ魅力の1つだとしたら、もう1つは、「オレ、このテのジャンル全然興味ないはずなのに・・・何かイイ!!」という一目惚れにも似たような愛着だと思うのです。
今年何十回もこの曲聴いてるけど結局何が好きなのかわからないままガガ風チャーミーを見てニヤニヤしながら年末を迎えてしまいました。
だってどっかのエライ人が「好きに理由はない」って言ってたし…ねぇ おとーさん(裕ちゃんおめでとー!泣)
あとドリムスのアルバムってものすごく良く出来ててカバーも新曲もほぼ全部お気に入りなんですけど、あえて外したのはやっぱりメンバーにいまいち「ドリーム」感がないというのが・・・。
("ドリーム感"を持った人たちはことごとくひと悶着あって難しいのはわかるけど!)


(以下、ノミネート)
ドリームモーニング娘。「あっと驚く未来がやってくる!」
モーニング娘。「好きだな君が」
吉川友「きっかけは YOU!」
スマイレージ恋をしちゃいました!





【〜多すぎ!〜アイドル戦国時代枠】
Twinklestars(さくら学院 バトン部)「プリーズ!プリーズ!プリーズ!」

「アイドル戦国時代」ってキャッチがすでにちょっと自分の中でダサくなっちゃってるぐらいなんですが、たぶん「戦国時代」じゃないと成り立たないようなコンセプトでやってるアイドルもいるもんだなーって感じが浮き彫りになってきた今年でした。
そんな戦時中に関わらず平和の象徴がここに!
今年のTIFで彼女たちを見たときは、自分が生きる趣にすごく合う宗教の教祖の口から出る御言葉がどれもふんふんと馬鹿みたいにうなづけてしまうような説得力と心地よさに雁字搦めにされてしまい、心がずっとふわふわ時間で精神的にヤバかったです。
ま、それくらい良いってことです…。


(以下、ノミネート)
私立恵比寿中学「オーマイゴースト 〜わたしが悪霊になっても〜」
SUPER☆GiRLS「MAX!乙女心
tengal6「tengal6」
東京女子流「ゆうやけハナビ」
東京女子流「Liar」
ぱすぽ☆「じゃあね...」
pre-dia「きみみたいに」
ももいろクローバーZ「ワニとシャンプー」
YGA電撃少女





【〜レキシは卑怯〜日本語ラップ枠】
RHYMESTER「余計なお世話だバカヤロウ」

昔は食指が動かないようなところもちゃんとチェック出来ていたHIPHOPですが、ここ数年だんだん聞く量が落ちていって最終的に手に届く範囲のところしか掘れてませんでした。
もうライムスってPerfumeと同じくらい「聞かなくたってどうせヤバイんだろ!」ってな領域までいっちゃって実際聞いてみるとやっぱり良くて・・・でも美味いもんずっと食い続けすぎてうーん・・・みたいな状態だったんですが、久々に宇多丸さんの卑屈っぷりが前面に出てるようなラップが聴けて妙に嬉しくて選んじゃいました。


(以下、ノミネート)
レキシ「そうだレキシーランド行こう feat.MC末裔・MC四天王」
口口口「ヒップホップの経年変化」
D.O.「あとはカンに任せよう scratch by DJ G-Fresh」
鬼「酔いどれ横町 feat. 般若、SHINGO★西成」





【〜全体的にハジメマシテ〜ローカルアイドル枠】
LinQハジメマシテ」

地方の勢力が東京に攻め入る状況の方がよっぽど"戦国時代"っぽい気がしています。
Negicco「ガッター!ガッター!ガッター!」の"東京は夜の七時"オマージュも良かったし、
(アウトロ大賞があったら間違いなくNegiccoでした!「ガッター!〜」のアウトロ最高です!)
CQC'sのRoyalMirrorball仕立てに加えて"女子大生×週末×ディスコ"という俺の大好物三大要素の「ゆるふわweekend」も捨てがたかったけど、結局今年はLinQだったなー。
ローカルアイドル激戦区の福岡では、唯一専用劇場を持っているHRの「パフォーマンスも大したことない上に公演曲の9割がAKBカバー」というなかなかの胃もたれ現場が逆にクセになってしまっていて(まさに"とんこつ感"!)、LinQは曲はいいけどどこかグッと来ないんだよなーと思っていたところでした。
・・・が、しかし、東京で見るLinQのまぁ立派なこと。
いくらHRの泥臭さに胸を打たれようと、結局のところパフォーマンスと曲の良さには勝てないってことですな。
「ハ/ジ/メマシテ」という譜割りの斬新さにも惹かれます。すぐ頭に残る。


(以下、ノミネート)
CQC's「ゆるふわweekend」
Negicco「ガッター!ガッター!ガッター!」
LinQ「きもち」
LinQ「カロリーなんて」





【〜少女時代何言ってるかわかんねーし〜K-POP枠】
●少女時代「Run Devil Run」

K-POPについて思っていることは僕のインタビューズを参照してほしいです。
http://theinterviews.jp/n_nsense/1838738
この曲も何言ってっか全然分かんないけど、日本語.verだとやっぱりちょっとヘンテコなんだよなー。


(以下、ノミネート)
少女時代「THE GREAT ESCAPE
AFTERSCHOOL「Super sexy」
KARA「ガールズ ビー アンビシャス!」
KARA「Strawberry」





【〜岡村ちゃん復帰〜枠漏れ枠】
安藤裕子「林檎殺人事件 feat.池田貴史

安藤裕子のシングル毎のカップリングに収録されてる「大人のまじめなカバーシリーズ」が大好きで、中でも「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナタウン」のカバーが最高で、これ以上のヤツはさすがに出ないだろーとか思ってたら、そのカバーをまとめたアルバムが出ちゃって新録曲全部良いじゃん!ってオチです。
牧野由依資生堂CMソングもすごく好きです!
(アニメと全く離れた場所で、って意外性もあって)


(以下、ノミネート)
ROCKETMAN feat.トリンドル玲奈「LOVEDISCO」
aiko恋のスーパーボール
上野圭市+SATOE「くさびかたびた☆下剋上
恵比寿マスカッツ「スプリングホリデー」
岡村靖幸「だいすき(エチケット.ver)」
きゃりーぱみゅぱみゅ「ピンポンがなんない」
サカナクション「モノクロトウキョー」
SAKEROCK「DANCHI」
佐々木希「パペピプ♪パピペプ♪パペピプポ♪(tofubeats “SHAKE” remix)」
さつき が てんこもり feat. ななひら「お断りします」
スフィア「Now loading...SKY!!」
南波志帆「こどなの階段」
hanzo feat. vipエレキ飯「合鍵ガンマンと合鍵忍者」
福原遥「ミラクル☆メロディハーモニー 〜チアガールミックス〜」
星野源「湯気」
牧野由依「お願いジュンブライト」
槇原敬之「LUNCH TIME WARS」
桃井はるこ「ですぱれーしょん☆です!」
Perfume「レーザービーム」
Perfume「心のスポーツ」



来年もいっぱいイイ音楽に出会えますよーに!