ヒマの過ごし方帖。

ヒマの過ごし方帖。

人の数だけヒマはあるのだ。

こんなザワメキの中で乱暴に愛した夏の終わり。

外出メモ。



●9/17
【ライムベリー x lyrical school 2マン アイドルラップナイト@新宿MARZ
MARZ自体がそこまで広くないのは知ってたから、150番台って後半だろうなーと思って開演間際に後ろ振り返ったらもうギューギュー。
ライムベリーヲタがフィジカルコンタクトに積極的な人たちばかりなのは今年のTIFと1度だけ行ったタワレコの無銭イベントで知ってたんだけど、さすがにこの最初から身動き取れない状況ではどうにもなんないだろ…とか思って、イザ開演すると、人口密度なんておかまいなしのジャンプ!タックル!反復横とび!と怒涛のアタックチャンス
既に2曲目で揉みくちゃの中に湯気が出来ていて、こりゃイカンと思って後ろに下がりました。
というか、下がるのさえなかなかのひと苦労。
北国から上京してきた女の子がスクランブル交差点で他人と肩バンバンぶつけながら「ごめんなさい…ごめんなさい…」って歩くあの感じです。お母さん、オレ東京が怖いよ。
でも、「magic party」の途中でリリスクが入ってきてラップし出したのはテンションあがったなー。
もみくちゃで歌詞があんまり耳に入ってこないんだけどリリスクのヴァース(たぶん)超カッコイイの。
後半のリリスクは前の方で見たんだけど、緩めのセットだったからそこまで地獄絵図で無くてホッ。
ライムベリーの90年代日本語ラップリスペクトビンビンな感じもいいんだけど、やっぱりリリスクが好きだなー。
そうえいば、客入れBGMもクラシックなセットリストで凝っていて、YOU THE ROCK★「Hoo! Ei! Ho! '98」を入れてるタイムリーさになんとなく本気度が感じられたというか、ちゃんとHIPHOPシーンに一噛み入れてきますよ感があって開演前にテンション上がったなー。
この2大ラップアイドルのコラボやマイクリレーをLAMP EYE「証言」に例えてた発言を見かけたけど、個人的には大神(BUDDHA BRAND & SHAKKAZOMBIE)のような印象を受けました。
特にリリスクなんかは本当にアイドルに興味が無い人の耳に届いて欲しいんだよなー。
つーかMIXがない現場ってどんだけ居心地イイんだよ!!(泣)




●9/20
【館長 庵野秀明 特撮博物館〜ミニチュアで見る昭和平成の技〜@東京都現代美術館
「時間が足りなくて追われるように出てきた」って感想をチラホラネットで見かけたので、「さすがに3時間もあればなんとかなるっしょーラベンダー畑でジンギスカンキャラメル食うっしょー」とか余裕ぶっこいて入館したら、本当に全然時間足りなかった。
足りなかったというか、ペース配分が悪かったんだなー。
前半のゾーンでたっぷり使い過ぎて、後半ちょっと早足気味。
赤坂5丁目ミニマラソンに出場した芸人がスタート直後に全力で飛ばしすぎちゃうみたいな、ね。
それでも映像モノはしっかり全部見て通過できたから3時間の読みで正解っちゃ正解だったのかも。
もうちょっとショップゆっくり観たかったのが残念。
これから行かれる方は是非時間の余裕とペース配分をしっかり!
さっき調べたら、世代的に俺ってウルトラマングレートとかティガらしいんだけど、幼稚園に入るか入らないかぐらいの頃は80が一番好きだったりタロウとかセブンにも興味があったりで、ウルトラシリーズの時系列が自分の中でぐちゃぐちゃになっててよくわかんなかったんだよね。
小学校に上がってからはミニ四駆とビーダマンに夢中でもうウルトラマンなんてほとんど興味が無かったし、それ以降もそのぐちゃぐちゃ事項について調べることもなかったんだけど、このウルトラマンの展示で「1990年以降にウルトラシリーズブームの再燃があった」って文章読んで、もしかしたらその"ブームの再燃"のせいで昔のウルトラ戦士が再び取り上げられたりして、どれが現在のウルトラマンなんだろうってのがちょっとよくわかんなくなってたのかも。ちょっとスッキリ。
というか、その頃はシリーズの順番なんてどうでもいいし、直感で「グレートじゃなくて80がいいんだ!」って思ってたんだろうなー。
でも80って改めて見ると超ダセーんだよ!顔とかスーツの赤い部分の股の食い込み加減とか!



気付いたら夏休み終わってましたー。さよなら2012年!