「アイドル楽曲大賞2017」に投票した曲。
「アイドル楽曲大賞2017」に投票した曲です。
今年聴いたアイドルソングです。
投票しました。
— ナンセンス (@n_nsense) 2017年12月4日
第6回アイドル楽曲大賞2017 #アイドル楽曲大賞 https://t.co/zYmoIv3bsU pic.twitter.com/k3gUz76vUy
【メジャーアイドル部門】
■1位:青い赤/原駅ステージA
ここ1年ですっかり大好きになってしまった「原宿駅前ステージ」。
原宿駅前ステージの楽曲群の好きなのは、韻を踏む気持ちよさを(ラップに甘えずに!)メロディがちゃんとある歌でしっかりポップスに落とし込んでいるところ。
「青い赤」がただの"EDM歌謡"に収まらないのはそこなんじゃないんでしょうか。
独特の譜割りも魅力的。
(特に1番サビ前の「躊/躇しないで/Don't/Think/Feel/さ」なんて、ちゃんと歌詞見ないとわからないぐらい細切れで、何となく全部英語にも聞こえたりしてかなり変態的な譜割りかと)
■2位:風に吹かれても/欅坂46
欅坂がディスコやるなんてずるい。
井上ヨシマサには書けなさそうディスコってのもポイント。
2017年は、"様子がおかしい"と言われ続けて平手ちゃんですが、『独特』『体調不良』『天才』なんて言葉は表せないような、どこか「通常見せてはいけないものを我々は見ているのでは?」と思うような"御神体"っぽさがあって良いと思います。
踊っているときも、彼女とその周りで流れている時間がまるで違いますよね。
■3位:恋花火/ふわふわ
「青い赤」で述べてた通り、原宿駅前ステージ楽曲群の良さは「韻」にあります。
GreeeeNを思わせるようなメロディ先行のラップは、やや既聴感があるものの、
手を振る姿寂しくなんだ 一緒にいると想い募んだ
正確であれば「なるんだ」「募るんだ」のところ『なんだ』『つのんだ』と喋り口調にして1拍で歌わせるところにグッと来ます。
有線でも結構かかってたようで、タイトル曲の「チアリーダー」ではなく、この曲で音楽番組に出ることの方が多かったような。
いまのところ、休業中の陶山さんの復活並びにラストライブには行けそうにないですが・・・元気そうでなによりって感じです。
カップラーメンについてるQRコードで曲が聴けるという特殊な配信リリースだったこの曲。
虹コンならやりかねないけど、こんなにライブでの盛り上がりが想像できない曲がよくリリースできたな。形態が形態だし、ノベルティという感覚なんだろうか?
まぁ、それにしても最高なんですが。
ちなみに僕はやわめのラーメンが嫌いです。
■5位:青春時計(豆腐メンタル Remix by tofubeats)/NGT48(team NⅢ)
元の「青春時計」も好きなんですが、tofu氏が今年出したアルバムの中の「WHAT YOU GOT」が(PV含め)本当に名曲で、それも手伝って過去曲も良く聴いていたのもあったし、ちゃんとビートをはめ込むとこんなにカッコよくなるんだなぁという発見もあり。
オリジナルありきだけど、他人に勧めるならコチラ!って感じ。
【インディーズ/地方アイドル部門】
■1位:まどろみHooray/B-fam
岩手のアイドルグループ「B-fam」。
「Special place」というEPに入ってる一曲なのですが、他は普通のアイドルソングで、これだけ毛色が違うんですよね。
「Ninja Boy」という人がトラックもラップも作ってるんだけど、実態は謎。
なんてったってギャングスタライズなリリックが最高。
Make money money money What's thugy "アイドル"
きっとステキな出会い 待ってる展開 嫌なら回すリボルバー
(チキチキBOOONNN)
おねむのめこすりする イヤホン 嫌なモン洗い流してよ
HIPHOP ようやく一歩踏み出しKeep on (movin')
人類にとって小さな一歩も 私にとっては大きな一歩
アイドルラップのギャングスタ表現はありそうでなかったし、彼女たちも無理にキャラをつけて歌わされていない感じがホントにイイ。
■2位:Never Starting Song/BiS
BiSの曲では珍しくホーンが目立つ。
眩しすぎる世界でも、僕はいきるのが何故か面倒だ
息したくない 息したく無い 息したくないな
あー今日は家に篭り 一人で漫画でも読んじゃお
あー明日が来なければ 少しは生きてていたいなとか思うよ
底抜けに暗いゴ・ジーラ作の詞と対照的なスカ調が面白い。
THE BOOM「なし」も『ライバルの彼女を好きになってしまったので完全犯罪で奪おうとしたが、ライバルが梨を差し入れてくれてなんては俺は情けないんだと思う』と読むだけではなかなかショッキングな歌なんだけど、やはりスカ調が"シニカル"程度に抑えてくれている。
「ウィークエンド」アイドルソング大賞2017があればこれが一番。
無類の「週末ソング」好きとしては、仕事終わりに女と会うというシチュエーションはたまんないのです。
■4位:アウトラウド feat.根本凪(虹のコンキスタドール)/E TICKET PRODUCTION
E TICKET PRODUCTIONがアイドルをゲストにラップさせるコンピ盤「E TICKET RAP SHOW」から。
企画としては最高!と思いながらも、発売前は「りんねラップ」一強なのでは?と思っていた心配もどこかに。
些細なことが重要なようで 明日になったらどうでもよくて
明後日になったらやっぱ大切で 来年になったらどうなってんだ?
いまでこそグラビアでキラキラギラギラな根本凪ちゃんだけど、(自身でも引きこもり経験をカミングアウトしてるようだけど・・・)以前から醸し出す陰鬱さみたいなものを僕は感じていて。
それが、この曲でようやく明確になったような気がしてやはりイイ。
■5位:AS ONE feat.寺口夏花&山崎愛(sora tob sakana)/E TICKET PRODUCTION
13歳(※当時)にしてこの速さのビートで、倍速で簡単にラップができてるって・・・いかに色んな形でラップに触れられる環境があるかがよく分かるなぁ。
レペザンオサカナ 山崎愛だ
【アルバム部門】
■1位:真っ白なものは汚したくなる/欅坂46
この時点で出ていたシングルとそのカップリングすべてが入って、そこに新録曲が加わるという形なんだけど、AKBでも完璧にはできなかった、一貫してコンセプチュアルなアルバム。すごくよかった。
色んな利権が絡んでる大きなアイドルエンターテインメントでもここまで固められるんだなぁと感動しました。
■2位:生まれてから初めて見た夢/乃木坂46
乃木坂のライブらしいライブを見たのは、「おいでシャンプー」リリースあたりで出演したZeppの対バンしかないんだけど。
「ライブが見たい!」と思えるようなアルバム曲が多かった。
良い意味で「想像の範囲内でサイコー!」という感じ。
「もしほわどるのアルバムが出たらきっとこういうカンジだろう」という妄想の中では一番レベルとして高い・・・みたいな。
浦谷さんソロの「忘れないで」。
【推し箱部門】
■原駅ステージA
今年は何かとビジネスチャンスに恵まれなかったエース。
「青い赤」が公演ですっかりアンセム化している今、音源はバンバン出してほしいところ!