2017年によく聴いた邦楽10枚。
2017年によく聴いたCD、シングル5枚・アルバム5枚をまとめました。
ジャンルレスに今年良く再生した音楽です。
「アイドル楽曲大賞2017」に投票した曲は除外しました。
【シングル】
■ジェリービーンズ/ふわふわ
めちゃイケに出たりして、今年はグループとしての動きが多少あった「ふわふわ」。
「ジェリービーンズ」はリリースの数か月前から公演で披露されていた曲で、曲中に巻き起こるとある"アトラクション"に客の熱が上がっていたのです。
ふわふわの「ジェリービーンズ」、初めて見たけどイイ曲だったし、間奏で尻相撲するのは発明だと思った。「ジェリービーンズ」といっても、ちっちゃいギターは持ってないし、カラーボールも投げません。
— ナンセンス (@n_nsense) 2017年5月14日
間奏に入ると「今日のファイターは◎◎ちゃんと××ちゃん!」とコールされると、その二人がステージの円形部分で尻相撲をし、勝った方が落ちサビをソロで歌えるというもの。
これめちゃくちゃ盛り上がるんですよ。
普段は物静かに見ている客が多い原宿駅前ステージですが、俺が見てきた中では最高潮の盛り上がり。
どうにかこれだけ復活してくんねーかな・・・と願う日々なのです。
■U/三浦大知
タイトル曲ではなくカップリングの「Complex」。
今年の三浦大知に躍進っぷりは仮面ライダーがきっかけだったにせよ、かっこいい音楽がちゃんと売れるとやはり嬉しい。
かくいう僕も三浦大知をよく聞くようになったのは、原宿駅前ステージがきっかけなのですが・・・。
公演のファッションショーのコーナーでは、女の子たちがランウェイを歩くときに、フェアリーズ、Lead、w-inds.、三浦大知・・・などライジングプロダクションの先輩の曲をBGMにすることが多いのですが、そこでライジングのカッコイイR&Bを知って後日iTunesで買うという日々だったので。
■恋の始まりはいつも突然に/chay
1年ぐらい前にとあるラジオで「chayのやってる音楽は声質が合っていない」という話を聞いて、そうなんだよなぁ~惜しいよなぁ~と思っていたところで、この曲が出て。
ストリングの気持ちよさと、本人が無理なく歌えてる感じがイイ。
■恋で?愛で?暴君です!/Wake Up,Girls!
タイトル曲「恋で?愛で?暴君です!」も素晴らしいですが、そのカップリングが更に良かった。
5月リリースで思いっきりウィンターソングってどういうことなんだろう・・・。
アニメの中で文脈があったりするのかな?
Bメロの複雑なコーラスがかわいい。
■Catch Me!/miracle2 from ミラクルちゅーんず!
今年どハマリした特撮「ミラクルちゅーんず!」。
監督が三池崇ってのは一旦置いておいて、素晴らしい楽曲群に心が惹かれました。
来年はアルバムも出るみたいなのですごく楽しみ。
ライブを見てみたいなぁ・・・。
【アルバム】
■KICK!/KICK THE CAN CREW
全員しっかりラップが上手くなって帰ってきててすごい。
今回のLITTLEの名パンチラインは「なんでもないDays」のヴァース。
コモエスタ 何処ですか? 盛り上がりはソコソコですか?
そもそもですけど どこぞのフェスよりも
こここそ最高と思う この頃です!
声に出して読みたい気持ちよさ。
■加山雄三の新世界/V.A.
加山雄三の歌を元ネタにラップで切り取る、というどうかしているコンピ盤。
フリーソウルみたいにシリーズ化すればいいのに。
和田アキ子とかもやってほしい。
■WIFE/清竜人25
解散ライブは今年見たアイドルのライブで最高のショーだった。
「もうちょっと見たかったなぁ」と思えるぐらいの、世間が消費し切る前のタイミングで幕引くちょうど良さもすごくイイと思う。
これでも楽曲も素晴らしければ正直、文句ない。
終焉を迎えることが分かったときに、「潮時だもんな…」なのか「もったいない!」なのかで、そのエンタメの真価が分かるのかもしれないと感じたグループでした。
もうイマドキ、アイドルもファンもみんなが喜べるようなゴールの仕方はないんじゃないかと思っていたんだよね。
— ナンセンス (@n_nsense) 2017年6月17日
でも清竜人25はそこにちゃんと答えを出していて、それが正解だからスゴいなと思うラストコンサートだった。
そもそもやってる音楽が好きだし、スキャンダルによって大幅に音楽が変わったワケではないし、もともと人間の内面性みたいなものを書いてきてるはずなのでより人間味が増した感じがして僕は好きです。
文春とコラボをして「仕掛けようとしてちょっとスベってる」感が憎めなくもない。
スベってるけど。
余談ですが、先日AbemaTVの「極楽とんぼ KAKERU TV」で、尼神インター・渚さんが『来年消える有名人』 として川谷絵音を挙げていて、その理由が「(曲を)出しても響かへん」とあったんだけど。
それまでもそんなに響いてたかな?
あのスキャンダルがなかったとしても、実はそんなに大衆にウケているバンドではなかったんじゃないかと思う。
そんなことを言いつつ、ゲスの極み乙女。の500倍は尼神インターの渚さんの方が好きです。
■Tropical Love/電気グルーヴ
これだけキャリアが長くても、「人間大統領」みたいな歌が初期の電気グルーヴにあってもおかしくないと思えるのがなんだかすごい。
Perfume FESで初めて電気グルーヴを体感したんですが本気で楽しかったです。
来年もどーかイイ音楽に出逢えますよーに!!