ヒマの過ごし方帖。

ヒマの過ごし方帖。

人の数だけヒマはあるのだ。

2019年に聴いた邦楽10曲。

2019年によく聞いていた音楽です。

※「アイドル楽曲大賞2019」に投票した楽曲は除外しました。

 

 

①グランドエスケープ feat.三浦透子RADWIMPS
今年の夏公開の映画「天気の子」を11月末に鑑賞。
悪くない作品だったけど、夏に見た特報映像を越えてこなかった部分もあった。
特にハンドクラップとアカペラ(↑映像の0:55あたり)の部分でゾワッとする。
本編でもここのシーンの映像と音楽の一体感に感動はしたんだけど、やっぱり特報の方が凝縮されてる感じはあるなぁ。
とはいえ、めっちゃ聴いてます。

 

②忘れられないの/サカナクション
CMで聞いた瞬間から一目惚れした人も多いと思う。
下敷きはAORなんだけど、譜割りがかなり山口一郎然としているので、聴けばちゃんとサカナクションの曲だと分かるようになってる作りがとても良い。
MVはちょっとやりすぎだし、プロモーションはもっとやりすぎ

 

③白日/King Gnu
ここ何年か、ボーカルのキーが高すぎるバンドが多くないですか?
だからといって良くも悪くも感じないけど、それだけカラオケで歌われる前提が失われてるってことなのかな。
俺もカラオケなんて行かなくなったしな…。
ハイトーンなところで言うと、Mrs.GREEN APPLE「僕のこと」、Official髭男dism「Pretender」あたりはテレビやラジオで何度聞いても飽きなかった。

僕のこと

僕のこと

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Pretender

Pretender

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④眼鏡の男の子/BEYOOOOONDS

 今年の正月に人生初の"ハロコン"に行ったんですが、そこで聴いて以来音源化が楽しみで仕方なかった一曲。
MVやスタジオライブでは何か物足りなく、客前で映えるあたり、演劇に近いモノなのかも。

 

⑤AIAIAI feat.Yasutaka Nakata/KIZUNA AI
懐古厨みたいで恥ずかしいのですが、最近のPerfumeのフューチャーベース路線についていけず、結局中田ヤスタカにはこういう曲を求めてしまう自分がいる。
今年のリリースで言うと、中田ヤスタカ「ぴこぴこ東京 feat.眞白桃々」も超イイんですよ。
イイんだけど、音楽の好みが「時止まってるなー」と感じた瞬間でもあって。
きゃりーぱみゅぱみゅもそうだけど、中田ヤスタカさんのキャッチーなハウスが好きなんです。

ぴこぴこ東京 (feat. 眞白桃々)

ぴこぴこ東京 (feat. 眞白桃々)

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ちなみにキズナアイのアルバムはヤスタカPro以外も良かった。

 

⑥なにをやってもあかんわ/岡崎体育
今年6月のさいたまスーパーアリーナ公演がとても良かった。
他のライブやリリースができない、この一発にベットしたような「トロッコにのって」には驚いた。


アルバム「SAITAMA」で一番好きだったこの曲が、SSA公演ではなぜか幕間の映像として処理されていてショックだった思い出も。
これの何がどう"盆地テクノ"なのかを説明してほしいくらいの00年代インディーロック感がとても良いです。

 

オン・ザ・ロード/ゴリパラ見聞録
いま一番好きなテレビ番組「ゴリパラ見聞録」。
正直、最初はあんまりピンと来ない曲だったんだけど、イベントで三人が歌っているところを見た時になんだかグッと来てしまって。
アイドルソングと同じ原理で、作詞したのは歌っている人と別なのに、その人から発せられた言葉だと錯覚してしまう瞬間があったんですよね。
その人が歌っているところをちゃんと見ておくというのは結構大事なことなのかもしれない。

 

⑧テレビジョン/集団行動
「SUPER MUSIC」がとても素晴らしいアルバムだった。
同じバンドが演奏したとは思えないぐらいジャンルレス。
カバーと思っちゃうくらいの80sテクノポップ感が良いです。

⑨結婚しました/柴田聡子
柴田聡子さん、最近になったんですが曲の作りも歌声もめちゃくちゃ独特ですね。
「なんにも変わらないね」という歌詞があるんだけど、【な/ん/にもー/か/わーら/ないね】という、奇妙な譜割りもなぜか間が気にならない。
なんなんだ、この人。

 

⑩宇宙をあげる/赤頬思春期
韓国の女性デュオ。全然知らなかったし、いまだにどう読めばいいのかもわかってない。
ただ、韓国はEDMだけじゃなくてR&Bもしっかりと発達してるのか・・・と驚いた一枚。
今年日本でリリースされたものは、2016年に出たオリジナルを全部日本語詞にして出したもの。
オリジナルと過去作をApple Musicで掘ったのだけど、やはり母国語で聴いた方がちゃんとトラックに合いますね。
何を歌っているかは知らないけど。